精液中に精子が見あたらない無精子症

精液中に精子が見あたらない無精子症

精液検査で、射精した精液の中に精子がまったく見あたらない場合を「無精子症」という。

この割合は男性全体の1%、男性不妊患者では約 15%を占める。

無精子症には,ふたつの種類がある。

ひとつは、精巣で精子はつくられているものの尿道までのルート(精路)に問題があって、精液中に精子が存在しない「閉塞性無精子症」。

精巣上体炎などで精巣上体管がふさがったり、避朁20結紮術(いわゆるパイプカット)を受けたために精管がふさがっていたり 先天的に両側の精管が存在しない場合がある。

これらのケースでは,対策によって子どもを持てる可能性がある。

もうひとつは、「非閉塞性無精子症」。

精路には問題がないのに、射精した精液中に精子が見あたらないケースだ。

先天的な場合もあるが原因がわからないことも多い。

精巣で精子が見つかれば子どもを持てる可能性はあるものの、もともと精子になるべき細胞が存在しない場合は、残念ながら現在の医学では自分の遺伝子を受け継いだ子どもを授かることは極めて難しい。

これから研究が望まれる分野だ。

こうした男性不妊の原因を調べるには、まず精液検査を行う。

一般的に精液検査は何度か行うものだ。

とくに精液所見(精液検査の結果)がよくない場合は、それが「たまたま」悪かったのか「いつも」悪いのか、明らかにする必要がある。

しかし,精液検査のやり方によって結果は随分違うので,ヴィトックスαを飲む前に正しい方法をぜひ覚えておいてほしい。

その方法は別記事で紹介する。

また、検査のやり方によって精液所見が変わることも覚えておいてほしい。